
証券会社の選び方・オススメの証券会社
FXを行うためには、証券会社を経由して取引を行います。
証券会社は、国内業者だけでなく海外業者もあり、トレードスタイルによって使い分けなければなりません。
この証券会社を選ぶ作業を怠ってしますと、トータルてきな収益に大きな差が出てしまうことがありますので、この作業だけは必ず行うようにしましょう。
目次
必ずやったほうがいいこと
証券会社を選ぶうえでまず初めに必ずやらなければならないことがあります。
それは、その証券会社が信用できるところなのかをネットや周りの人の情報などで調べておきましょう。
FXは世界規模で行われているのでどの証券会社を選んでも同じだろうと思うのは大間違いです。
FXはすべての業者がつながって協力して作り上げているのではなく、外国為替市場という場所に対してそれぞれの会社が取引場所を提供しているだけですので、経営破綻となればもちろん潰れます。
ですので、そのリスクがない証券会社をピックアップしていくことから始めましょう。
国内証券業者と海外証券業者の違い
国内証券会社と海外証券会社で上記のような違いがあります。
これがすべてではないのですがひとつずつ説明していこうと思います。
レバレッジ
国内と海外で大きな違いがあるとすればこのレバレッジです。
国内は25倍までが法律上で限界と定めれているのですが、海外ではその法律がないために私が確認しているところで最大で2000倍のところがあります。
資金を持っていて、レバレッジが怖いという方は国内のほうがオススメで、リスクはあるが、大胆なエントリーをしたい、もしくはナンピンやマーチンゲール法を利用するために複数のポジションを同時に持ちたいというのであれば多くの資金を作り出すことができる海外がオススメです。
スプレッド
上記の写真は実際の取引を行うときの画面なのですが、BID(売り)とASK(買い)で金額が違うことがわかると思います。
これがスプレッドと呼ばれるものです。
真ん中の「SP」と書かれている部分が現在のスプレッドの大きさを示しています。
この場合は「0.3」と書かれているので実際の価格より、0.3pips高いもしくは安い数値で取引を開始することができます。
ですので、基本的にFXはエントリーをしたときはマイナスの金額から始まります。
このスプレッドの大きさは証券会社によって違い、国内のほうが小さく、海外のほうが大きく設定されています。
ですので、短期取引を中心的に行いたいのであれば国内を、長期的にポジションを保有して収益を狙ったりこの後説明しますがリクオートやスリッページなどを気にしたくないという方は海外のほうがオススメです。
取引方式
国内と海外で悩む人はこの取引方法でも悩む方が多いと思います。
FXは外国為替市場というところにお金を投資して予想が的中すれば収益になり、外れれば損失になるのですが、この方式はその取引を実際に行っているかそうでないかの違いを示しています。
国内ではOTC方式を採用している証券会社が多く、OTC方式は実際に外国為替市場では取引をせず、FXの会社内で注文を受けて利益が出れば支払い、損失が出れば会社の利益になるようになっています。
ですので、国内業者はトレーダーが負ければ負けれるほど会社の収益になるので、リクオートやスリッページが頻発したり、ロスカットが正常に起動しなかったりとトレーダーが少しでも負けるようにする悪徳業者もあります(今ではほとんどありませんが、勝ちすぎるとなる時があります。)
一方海外では、NDD方式が採用している証券会社が多く、NDD方式は実際に外国為替市場に対して通貨の売買が行われ、業者はスプレッドで収益を得ているためトレーダーに多く取引をしてもらえばもらうほど会社の収益になります。
ですので、トレーダーに勝ってほしいと思っているので、リクオートやスリッページが起こることがほとんどなく、約定力も高いので、安心してトレードを行うことができます。
これらの違いがあるので、スプレッドが大きくても海外を選ぶ人はたくさんいます。
リクオート
リクオートとは、為替レートが急激に変動した場合に、本来発注した価格ではなく決済可能な価格で取引を行っていいかどうか、価格を再提示して聞いてくることをいいます。
これが発生すると、せっかくトレンドに乗って爆発的な収益を上げれる状況になったとしても認められず、トレンドが発生する前の金額などが提示されることがあります。
海外ではNDD方式を採用しているので、このような現象はほとんど起こることがなく、トレンドに対してもエントリーを行うことができます。
一方国内ではOTC方式、もしくはDD方式を採用しているので、トレンドにうまく乗れたとしても多くの利益をとることができないことがあります。
ですので、ロジック的にトレンドを狙ってのエントリーを行う方は海外のほうがオススメかもしれません。
スリッページ
スリッページとは、成行注文や逆指値注文を入れているときに、相場の急変によって指定していた為替レートを飛び越して注文が約定してしまうことを言います。
この現象は成り行き注文や逆指値注文などで、指定していたレートに大量の注文が集まっていた場合などに起こりやすく、OTC方式やDD方式を採用している証券会社によく見られます。
チャートをずっと見ることができればこの問題も解決できるのですが、ずっとチャートを見ているわけにもいかないので、このことを嫌って海外業者を選ぶ人もいます。
追記証拠金(ゼロカットシステム)
追記証拠金は証拠金維持率が足りなくなった時に業者側から足りなくなった分の金額を入金するように請求がくることを言います。
これが発生した時、入金をすればもともと持っていたポジションを保持することができるのですが、支払わなければ強制的にポジションがロスカット(エントリーしたポジションが強制的に決済されてしまうこと)されてしまいます。
これは、トレーダーを守るための制度ではあるのですが、ある条件下ではトレーダーにとって不利益になってしまうことがあります。
それは急激なトレンドが発生して、一気に証拠金維持率を超えてマイナスまでいってしまった時です。
追記証拠金は証券会社側で何%になったら支払うようにと請求するようになっているのですが、その%を超えて強制ロスカットがかかる%まで一気に価格が行ってしまうと、追記証拠金を入れる前に強制ロスカットされてしまいます。
さらには、その強制ロスカットも会社のサーバーによっては発動せずスリッページのようにかなり遅れてから発動することもあり、その分の支払いもトレーダーが持つようになっています。
そのような事態になってしまうと、多額の負債を抱えてしまうことがあります。
この制度は国内業者のほとんどが導入しているのですが、海外業者では「ゼロカットシステム」というのを採用している会社が多く、これは、あなたがエントリーの時に設定したロスカットラインよりもマイナスになることはないということを保証してくれる制度で、急激なトレンドでロスカットが発動しなかったときも、あなたが設定したロスカット以上に請求することはないということを保証してくれています。
なので、大きなお金をかけてエントリーを行いたいという方は国内よりも海外のほうがリスクを減らすことができます。
まとめ
国内と海外の違いについて重点的に説明しましたが、FXを行うときはこの国内業者か海外業者かを選ぶことも重要になります。
国内業者であればスプレッドが小さいので、相場をずっと見れる人からするとスリッページやリクオートにも対応することができるので、短期取引を行いたい方に向いてますし、海外業者であればレバレッジを多くかけることができ、なおかつスリッページやリクオートなどもほとんど発生しないので、エントリーを行う金額をあらかじめ指定しておけばチャートをほとんど見なくても本格的なトレードを行うことができます。
これはロジックやチャートを見ることができるかで大きく変わってきますが、様々な面を考慮したうえで国内業者か海外業者を選ぶようにしてくださいね!
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