
MLMって本当に大丈夫なの?
最近日本に続々と入ってきている新型ビジネスモデル「MLM」。
このビジネスモデルは今まで日本に馴染みがなかったために様々な偏見が生まれています。
今回は、本当にMLMは信用できるものなのかということについて書いていきたいと思います。
MLMってそもそもなに?
MLMというのは、マルチレベルマーケティング(Multi Level Marketing)を略したもので、日本ではよく「ネットワークビジネス」とか「ネットワークマーケティング」などと言われているマーケティング手法です。
例えば、あなたが企業に勤めていて何か新商品を作った時に、その商品のことを世間の人に知ってもらわなければ商品が売れません。
そんな時に、企業が行うのは、その商品に関するCMを作ってテレビで公開したり、SNSで新商品について書き込みを行ったりと、あらゆる方法であらゆる人に知ってもらおうと、宣伝広告費に莫大な投資を行います。
この莫大な宣伝費を抑えるとともに、人に広めやすい方法として採用されているのがMLMという手法です。
MLMは、企業側がCMや宣伝広告を出すことはなく、人に直接新商品が販売したことを伝えます。
すると、その新商品が販売されたことを知った人が、別の人に、その新商品のことについて伝えます。
その伝えた人が別の人に、またその伝えた人が別の人にと、このような作業をどんどん増やしていくことによって、人々に伝えていく手法をMLMといいます。
MLMに対する偏見
MLMは人から人に伝えていく手法ですが、この手法が昔流行ったあることに似ているために、多くの人が偏見を持っていることが多いです。
それはねずみ講です。
ねずみ講は、昔に流行った手法で見た目上、MLMによく似ています。
このねずみ講が流行ったために、MLMというマーケティング方法が偏見を持たれています。
ねずみ講とMLMとの違い
ねずみ講とMLMとの違いについて書いていこうと思います。
上の図はMLMとねずみ講のビジネスモデルについて書いたものです。
見てもらうとわかると思うのですが、明確な違いはありません。
ですが、大きく違っているのは、商品の価値の違いです。
下の図は価値の違いについて書いたものです。
例えば、あなたが最新のスマートフォンを1万円で買ったとします。
最新のスマートフォンが1万円なら割に合っていますよね。
ですが、その下にある最新の空き缶が1万円だったとすると、空き缶で1万円は割にあっていませんよね。
このように、価値が伴わない取引は違法なことであり、逆に価値が伴う取引は合法であるという事を覚えておきましょう。
他にもこのような違いがあります。
注意しなければいけないこと
MLMとねずみ講はとてもよく似ています。
ですので、このことを利用した詐欺が多数存在します。
見た目上はMLMのように見えていても、商品に価値が伴っておらず、違法行為になってしまっているものもあれば、説明されたときはれっきとしたビジネスモデルだったものが、いざやってみると内容が全然違っていて、詐欺に巻き込まれるなどの被害が多数存在します。
ですので、もしも、MLMを始めたいという方がおられましたら、相手が本当に正規のビジネスをやっているのかを調べる必要があります。
サイト主から
ネットを利用したビジネスは様々なリスクが存在します。
ですので、安易な気持ちでMLMに挑戦することはあまりオススメしません。
ですが、MLMを利用したビジネスは夢があります。
MLMをやっている人の中には、年間1億円を超える人もいます。
ですので、これから様々なビジネスがあなたの耳に入ってくると思いますがしっかりと検討した上で、はじめるようにしましょう。