
起業はなぜ失敗するのか?
最近若者が起業することが多くなっています。
起業することは、何かしらの可能性があるからこそ起業しているにもかかわらずなぜか、ほとんどの起業家は1年もしないうちに倒産してしまいます。
起業して5年続くといい企業と言われるほどなのですが、なぜ起業は失敗しやすいのでしょうか?
今回は、起業するにあたってなぜ失敗する人たちが続出しているのかについて書いていこうと思います。
若者の企業は失敗しやすい??
「サラリーマンになりたくない!!」「朝満員電車に乗るのは嫌だ!!」など理由は様々ですが、今若者の起業が流行っています。
ありとあらゆる分野で企業を行い成功を収めている若者のいます。
ですが、あなたは現状、起業した会社が成功する確率をご存知でしょうか?
起業した企業が生存する確率は以下のようになっています。
1年:40%
5年:15%
10年:6%
20年:0.3%
30年:0.02%
と言われています。
日本には様々な企業が存在していますが、10年以上続いている会社はたった6%しかないのです。
つまり、起業した会社が5年もたつ85%の会社が潰れてしまうというわけです。
これほどまでに起業するというのはシビアな世界なのです。
その世界に、社会をあまり知らない若者が飛び込んだとしても失敗するのは目に見えています。
起業して失敗する人の共通点に「何で起業をするのか?」を明確に決めている節があります。
確かに会社の内容、どのようなことで運営を行っていくのかを決めることはもちろん大切なことなのですが、社会も何も経験していない人がいきなり
計画を立てることはほぼ不可能です。
にもかかわらず、自分の思い込みや浅はかな知識で計画をたてて、企業を行うため失敗をしてしまいます。
ですので、このような風潮がある限り企業で失敗する人たちは増えていくでしょう。
起業を成功させるには?
10年以上続いた会社が6%だからといって起業が必ず成功しないというわけではありません。
しっかりとした準備を行うことができれば、起業は成功します。
そのためには何が必要なのかといいますと、スキルや営業力云々の前に、まずは正確に社会を知ることです。
起業する前に一度社会人になってみるのもひとつの方法ですし、あなただけの力だけでなく起業に成功した人に教えを受け、社会に出てみなければわからないような情報を正確に入れることがまず大切です。
次に大切なのが、人脈を作ることです。
現に生き残っている会社もそうなのですが、失敗しなかった企業は一つもありません。
何かしらの形で失敗をして、失敗を積み重ねることで今の企業が存続しています。
なので、失敗をすることは大切なことなのですが、成功するビジョンだけを見ている企業は失敗をしたときに、対処することができず、潰れてしまします。
ですが、その時に助けてくれるような人脈を作ることによって、あなたの企業を存続させることができます。
ですので、起業する前に人脈を増やすことをしましょう。
サイト主から
起業をすることはとても勇気がいることですし、何よりリスクも伴います。
ですが、起業することはとても素晴らしいことだと思います。
自分がやりたいことを、叶えたいことを素直に行動に移せる人はどんどん起業していくべきだと私は思います。
なので、しっかりとした知識と人脈を身につけ、どのような状況になってもくじけることなくやっていけるよな準備を整えてから起業を行うようにしましょう。