【現金に限りなく近い通貨??】仮想通貨「DASH」とは?
2017年は仮想通貨が急成長を遂げた年となりました。
企業にも仮想通貨が導入され、その価値は世界を巻き込むほど大きなものとなっています。
そんな仮想通貨ですが、これほど話題になっているにもかかわらず、実は、仮想通貨市場の9割以上がビットコインとイーサリアムで占められていることをご存知でしたか?
世界には700以上の仮想通貨があるにもかかわらず、まだ2つの通貨しか人気になっていません。
ですので、まだまだ仮想通貨市場には伸びしろがあります。
今回は、数ある仮想通貨の中でも現金に近い感覚で使うことができる「DASH」という仮想通貨について紹介していこうと思います。
DASHとは?
DASHとは元々Darkcoin(ダークコイン)として2014年に誕生し、2015年にDASHという名前になりました。
DASHはビットコインのように世界中の人の目に取引を公開することで改ざん等を防いでいるのですが、DASHはその逆で、匿名性が高い通貨で、取引も第三者が監視することなく、自分の銀行みたいに利用することができる通貨になります。
DASHの特徴
DASHには以下の特徴があります。
匿名性が高い
先程も少し書かせていただきましたが、DASHは匿名性の高さを売りにしています。
ビットコインは取引が公開されるため、あまり見られたくない取引や、誰から誰に送ったなどが詳細にわかってしまうのですが、DASHは取引が公開されることがないので、第三者が取引を見ることも、取引を追跡することもできません。
なぜこのようなことができるのかといいますと、DASHにはDarksendと呼ばれるトランザクション形式を用いており、これは通貨の送受信の際に一度管理ノードを経由して、複数の送受信依頼をシャッフルすることで誰が誰と取引を行ったのかをわからなくする仕組みです。
この仕組みがあるからこそ、DASHは匿名性が高い通貨と言われています。
取引スピード
DASHには、インスタントセンドと呼ばれる機能があり、これは即時決算機能と呼ばれているのですが、例えばビットコインで取引を行おうとすると、1取引が完全に終わるまでに約10分程の時間がかかってしまいます。
ですが、DASHはすべての取引を約4秒ほどで終わらせることができます。
発行枚数
DASHの発行枚数は2400万枚と設定されており、この枚数はビットコインと同じくらいです。
この枚数は、リップルやイーサリアムなどと比べるとかなり少ない枚数なのですが、インフレ対策のためにこの枚数になっていると思われます。
DASHの将来性
2017年はビットコインの急激な成長で影を潜めていましたが、DASHはいつ伸びてもおかしくない通貨ではあります。
いまは、ビットコインのように全てを公開して安全性を保つという考え方の方が強いですが、取引の中には見られてはいけない取引や、公開してならないことなどが必ずあるはずです。
なので、今後の成長に期待ですね。
サイト主から
DASHは2016年の時は、1DASH=約800円ほどでしたが、2017年になって1DASH=約19000円程にまで上がっているので、世間にも浸透してきているのではないかと思います。
イーサリアムは、トヨタや三菱UFJが導入した途端に1ETH=約10000円ほどだったのが1ヶ月で1ETH=約40000円まで跳ね上がったので、DASHも企業が導入し始めたら跳ね上がる可能性は十分にあると思います。
なので投資対象としてはいいのではないかと思います。