ブロックチェーン・ウォレット「BTCC」は成功するのか?
2017年にビットコインが注目されるようになり、様々な場面で利用されるようになりましたが、個人間のやりとりはあったものの正式な送金サービスが
ありませんでした。
そんな中、2017年3月に中国がマルチ通過からビットコインまで対応したブロックチェーン・ウォレット「BTCC」サービスが開始されました。
これにより、国際送金が簡単にできるようになりました。
これは、世界の送金のあり方を変えるような出来事なのですが、果たしてこのサービスは成功するのか?
今回は、このサービスが成功するのかについて書いていこうと思います。
ブロックチェーン・ウォレット「BTCC」とは?
ブロックチェーン・ウォレット「BTCC」は中国のビットコイン取引所BTCCがマルチ通貨やビットコインを対象とした国際送金サービスのことで、ユーザーの携帯番号とリンクさせるだけで自動的に通貨を換算してくれ、なおかつ、100種類以上の通貨からビットコインまで様々な通貨の送金可能な史上初のオールインワン型アプリとなっています。
このアプリの登場により、例えば、ビットコインを送金しようとしたとき、ビットコインでは送金を行うことができるのですが、ビットコイン以外の通貨を送りたい時は、ビットコインをその通貨に換算してからでないと送金を行うことができませんでした。
ですが、このアプリを使用することで、自動的に送りたい通貨に換算してくれるので送金作業をスムーズに行うことができます。
このアプリの登場により、今までなかったサービスの可能性が広がったのでBTCCのボビー・リーCEOは自社のアプリを「送金の壁を排除した真の国際送金サービス」と絶賛しています。
このアプリは成功するのか?
元々、国際送金市場は世界銀行のデータによると昨年の54兆円規模まで急成長を遂げていた市場でした。
場所や相手、送金の種類を一切問わない「Mobi」のようなアプリが、その勢いに拍車をかけることは間違いないでしょう。
BTCCのウェブサイトによると、スマホ同士はもちろんのこと、世界中で3000万人が利用しているとされている「Twitter」のアカウントにも簡単に送金が行うことができ、更に、Visaのデビットカードをリンクさせることで、ATMからの現金引きだしやリテールでの支払いにも利用することが可能になります。
ですので、これだけを聞くと今までの常識を覆すことができる知識であることは間違いないでしょう。
ですが、このアプリが絶対に成功するという保証になりません。
確かに、今までの送金システムにはなかったブロックチェーン技術が使われているのでセキュリティ面も問題はないと思うのですが、新しい技術をいち早く導入した企業がその勢いで成功していくというのは考えにくいと思います。
新しいサービスは、提供していく上で様々な問題が発生することがあると思います。
その問題の大きさによっては会社が倒産に追い込まれる可能性もありますし、もうサービスを提供することができないという事態に陥るかもしれません。
ですので、この技術は間違いなく世界の常識を変化させることにはかわりないのですが、このアプリが成功するのかしないのかでいいますと、アプリだけでいいますと失敗する可能性が高いと思われます。
サイト主から
上記では失敗する可能性が高いと書かせてもらったのですが、僕個人としては是非とも成功してもらいたいです!
このサービスが世界中に展開されていけば、ツイッターの他にもラインで金銭のやり取りができたり、フェイスブックでも同じことがいえます。
この技術が今までのサービスを向上させていくのは間違いないとおもっていますのでこのアプリの今後に期待ですね!!