【新聞のあの単語にはすごい意味が!!】フィンテックとは?
最近テレビや新聞で取り上げられるようになった「フィンテック」という単語。
「フィンテックってなに?」と今現在思われている方たくさんいらっしゃると思います。
今回は、今までの常識を覆すかもしれないフィンテックについて書いていこうと思います。
フィンテックとは?
フィンテックとは
IT(情報技術)を駆使した金融サービスの創出のこと。「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた米国発の造語で、2008年のリーマンショック以降発展したとされている。決済・送金・資産運用・ビッグデータ活用などの新サービスが次々と登場しており、14年~15年にはスマートフォンを使った決済サービス「アップルペイ(Apple Pay)」「アンドロイドペイ(Android Pay)」が始まった。日本でも、国内の金融会社がフィンテックを積極的にビジネスに取り込めるよう、金融庁が銀行法など関連法令の改正に着手し、16年3月上旬をめどに改正案を通常国会に提出する方針となっている。
引用元 https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF-1720026
のことで、この技術がビジネスのあり方を変えようとしています。
フィンテックという言葉はもともとアメリカで使われていたもので、2014年に日経新聞がフィンテックという言葉を取り上げ、話題となりました。
これをかわきりにフィンテックという考え方は急激に進化を遂げました。
フィンテックから生まれたもの
フィンテックという考え方生まれたものはいくつかあります。
モバイル決済
フィンテックという考え方から生まれたものの代表例としてスマートフォンを利用したモバイル決済が挙げられます。
スマートフォンに小さな器具を取り付けることでクレジット決済をすることができるSquareや楽天スマートペイなどが代表例として挙げられます。
本来クレジット決済端末は大きなもので、それを電話回線につなげることでクレジット決済をすることができていたのですが、フィンテックという考え方ができてからはモバイル決済を携帯電波だけで行えるように変化させました。
そのおかげで最小限の機器を取り付けるだけでクレジット決済が行えるようになりました。
これは、大きな進歩で従来大型の決済機器を店舗に取り付けないと決済ができなかったのが今ではスマートフォンだけでできるようになったのでこれは大きな進化です。
クラウド家計簿
今まで手書きで家計簿を書くしか方法がなかったものが、フィンテックという考え方ができてから自動で家計簿を作ることができるクラウド家計簿が誕生しました。
これもクレジット決済と同じくらいに革命的なことで、従来、銀行通帳やレシートを見ながら一つ一つ手書きでやらなければいけなかったことが、今ではクレジットカードのネット明細や電子マネーの利用履歴をひとまとめにし、自動で家計簿をつけてくれるのですからこれも革命的なことです。
クレジットカード
今までクレジットカードやキャッシュカードがたくさんあって財布がパンパンになっていたのが、フィンテックという考え方ができてからはクレジットカードやキャッシュカードが一枚で済むような電子カードが誕生しました。
代表例をあげますと、StratosやCoin、Plastcなどが挙げられます。
これらは、複数のクレジットカードやキャッシュカードをまとめることができる電子カードで日本ではまだ流行っていませんが、アメリカでは有名です。
今までと全く同じ使い方で、カードを一枚にできるのですから15枚や20枚がパンパンにはいった財布を持っている人からするとかなり便利な技術です。
フィンテックの今後
フィンテックの考え方は今後様々なことに用いられようとしています。
例えば、LINEやFacebook経由でお金を送金できるようになったり、指紋認証だけで店頭でのお支払いができてしまったりと、今まで考えもつかなかったことがフィンテックという考え方で生まれ変わろうとしています。
この技術が成長していけば私たちの生活をもっとよりよいものに進化させてくれるかもしれませんので、今後フィンテック分野への期待がものすごいです。
サイト主から
フィンテックという考え方への期待はものすごいものがあります。
今はまだアメリカから日本に来たばかりで全然広まっていませんが、フィンテックの可能性に気づいた投資家や企業は既に動き始めています。
今の便利な世の中を更に良くしてくれるかもしれないフィンテックという考え方に期待ですね!!