ビジネスで仲間が必要じゃない理由|仲間はビジネスを潰します
もしこれから仲間とビジネスを行おうと一言アドバイスがあります。
それは、仲間とビジネスを始めるとビジネスが失敗しやすくなります。
仲間とビジネスを始めることは、素晴らしいことだと思います。
ですが、実際は仲間という存在はビジネスにおいては邪魔になりやすく、あなたがやりたいと思っていることができなくなっていきます。
そのような状況に陥った時にあなたはビジネスを続けていくことができますか?
今回はそんな仲間とビジネスを行なっていく上での考え方ついてお伝えさせていただければと思います。
目次
仲間はビジネスは邪魔??
最近ニュースでも誰かと一緒に起業をするというものが増えていると思います。
今の時代は企業を簡単に行うことができます。
なので、気軽な気持ちで起業を行うのですが、起業をした95%の企業は4年以内に潰れます。
引用元:http://tamakino.hatenablog.com/entry/2020/01/30/080000
ちなみに、10年以上続く企業は1割以下です。
どれほど頑張って事業を立ち上げても、ほとんどの企業が潰れていきます。
そのようなシビアな世界の中で、仲間のことを考える暇があると思いますか?
仲間とビジネスを行うことは悪いことではありませんが、ビジネスで仲間と関わっていくと徐々に仲間の存在が邪魔になっていきます。
仲間の存在が邪魔になってしまう理由としては以下のようなことがあります。
仲間の存在が邪魔になってしまう理由
・気を使わなければいけない
・自分のやりたいことができない
・仲間も稼がせなければいけない
気を使わなければいけない
仲間とビジネスをスタートすると、気を使わなければいけない場面がいくつも出てきます。
何か仕事をするときも、上司と部下の関係であれば上下関係がしっかりしているので仕事をスムーズに進めていくことができるのですが、仲間同士になると対等な関係になってしまうので、相手のことを気遣った仕事をしてしまいます。
その結果、相手に合わせた仕事をしてしまうようになるので、作業スピードも上がらない上に、仕事の精度が下がってしまいます。
自分のやりたいことができない
仲間とビジネスをすると、自分のやりたいことが徐々にできなくなってしまいます。
自分と同じ考え方をする人間はこの世の中のどこにもいません。
似たような考え方やゴールが同じ人たちはいますが、全ての思考が一致する人はいません。
なので、仕事を進めていくうちにちょっとしたすれ違いから反発することが多くなり、どちらかが折れなければ仕事ができなくなってしまいます。
そうなってしまうと仕事を円滑に進めていくことができない上に、自分のやりたいことを思いっきりすることができないので、モチベーションも低下していきます。
相手に指示がしにくくなる
友達関係であるだけで、仕事での指示がしにくくなります。
上司部下の関係であれば、指示することに抵抗がないと思うのですが、仲間関係になると相手に何かを任せるということが申し訳なく思い、適切な指示ができなくなります。
その結果仕事効率が悪くなり、事業が衰退へ向かってきます。
このような理由があるからこそ、仲間はビジネスにおいて邪魔になりやすいのです。
仲間とビジネスを行なっていく上で必要なこと
仲間とビジネスを行なっていく上では、以下のようなことを注意するとうまくいきやすいです。
仲間とビジネスを行う上で必要なこと
・絶対的なリーダーを作る
・別々のスキルの人と組む
・互いに干渉しない
絶対的なリーダーを作る
ビジネスを始める時に絶対的なリーダーを置くことで仲間とスムーズにビジネスを行うことができます。
ビジネスで人間関係が悪くなる多くの理由としてあるのが、方向性の違いや考え方の違いです。
なので、その部分が発生しないように絶対的なリーダーを設け、その人が行動の指示をすることによって対立を未然に防ぐことができます。
ただ、この方法を利用する際に注意していただきたいことがあります。
それは、リーダーは絶対的な人でなければいけません。
絶対的な人でなければ、指示に対して不信感を抱くようになってしまい、仕事がうまくいかなくなってしまうので、
「リーダーのいうことは絶対!!」
といえるくらいの権力者じゃないと意味がありません。
別々のスキルの人と組む
別々のスキルを持った人とビジネスを行うことで、対立をなくすことができます。
やれることを分けることによって、相手の仕事を理解することができないので対立が生まれにくいです。
さらには、専門分野が違うことで相手に意見をすることが難しくなるので文句も生まれません。
ただ、この方法では事業成長を行う上で問題が発生する場合があるので、それぞれのスキルに自信がある人と組む必要があります。
互いに干渉しない
仕事を行う際、お互いの仕事に関して意見を言わないようにすると、ビジネスがうまくいきやすくなります。
同じぐらいのスキルを持った人とビジネスをしてしまうと、それぞれが仕事に対して意見を言えてしまうので、対立が発生しやすいです。
なので、そもそも対立が起きないように、お互いの仕事に対して干渉しないというルールを設けることで、ビジネスをスムーズに進めていくことができます。
二人で協力しなければならないという場合は、つなぎ合わせ役として3人目の人を加えることで、ビジネスを円滑に進めていくことができます。
この三つのことを意識してビジネスを構築していけば仲間とビジネスを行っていくことができます。
本当にあなたがしたいことは何ですか?
引用元:https://www.lifehacker.jp/2013/06/130628whatiwantodo.html
ここからは、私の実体験を元にお伝えできればと思います。
私は現在一人でビジネスを行っています。
一人でビジネスを行う前は、仲間と一緒にビジネスを行っていました。
仲間とビジネスを行うときは、最初はワクワクしながら作業を行っていたのですが、徐々に仕事内容に格差が生まれ始めました。
同じ仕事をやっているのに作業スピードが全く違うということが起きてしまい。そこから対立が始まりました
最初は口だけでいいやっていたのですが、徐々に取っ組み合いになるほど仲が悪くなり、たった半年でビジネスが終わりました。
正直ビジネス内容は可能性があるようなビジネスだったので
「一人でやっとけばよかった」
と後々後悔しました。
その経験をしてから私は基本一人でビジネスを行うようにし、人の力が必要になった時は代行を利用してビジネスをまわしています。
そのような事件があったので、仲間とビジネスをやりたくないと言えるのですが、もう一つやりたくない明確な理由がありました。
それは
この仕事が本当に自分がやりたかったことか?
と考えるようになったのです。
誰かとビジネスをやっていると、自分の思い通りにビジネスが進まなくなっていくのを感じ、最後の方はやっていてもつまらなかったです。
どのような仕事もそうなのですが、自分のやりたいことができないと仕事はつまらないです。
逆に、自分がやりたいと思っていることを仕事にできたのであれば、つまらなくなることはありません。
なので、ビジネスを本気で成功に導いていきたいのであれば、スタートアップ時に仲間と起業することはオススメしません。
最後に
仕事はあなたの人生の中で数多くの出来事をもたらしてくれるものです。
仕事が辛い時もあれば、仕事が楽しいときもあり、仲間と分かち合うこともあれば、仲間と決別することもあります。
そのような経験をしていき、最終的には自分に合った仕事を見つけていきます。
ですが、その過程の中で
「自身のやりたいことを蔑ろにしてまで仲間とビジネスをする必要はあるのか?」
ということを考えていただきたいです。
私自身も最初は仲間のために働いていました。
その結果、仲間と一緒に切磋琢磨できるどころか、仲間が一人もいなくなってしまいました。
そのくらい辛い思いするのであれば、「ビジネスをする前の昔の関係でいたかった」と今でも思っています。
その位ビジネスにおいて仲間という存在は扱いが難しいですので、これから起業を本気で考えるのであれば仲間と最初に立てるのではなく、仲間を迎えることができるくらいすごい企業になった後に仲間を誘うようにしてみましょう。
そうするだけで仲間といがみ合うことなく、楽しいビジネスを作り上げていくことができます。
私自身も今後さらに大きくなった時には、仲間を誘って楽しくワイワイとビジネスをやってこうと思っています。
こんな考え方も一つありなんじゃないでしょうか?