マーケティングの勉強をしなくてもマーケティングスキルが身につく話
最近こんな質問を受けました
「マーケティングはどうやって勉強をされたのですか?」
という内容だったのでこう答えました。
「マーケティングの勉強はしたことがありません」
「???」
と思われるかもしれませんが、実際私はマーケティングを勉強しません。
マーケティングについて教えるようになってから知識は身につけましたが、それまではフレームワークや市場分析については全く知りませんでした。
ですが、マーケティング基盤は構築できていますし、実績も出ています。
なぜマーケティングについて勉強しなかったのに、マーケティングができるようになったのか?
そのことも踏まえて今回は、マーケティングを勉強せずともマーケティングを身につける方法についてお伝えさせていただければと思います。
目次
なぜマーケティングができるようになった?
引用元:https://studyhacker.net/jikan-basho-benkyo
何かのスキルを勉強しようと思うと、教科書を購入したり動画を見たりして学んでいくと思います。
本格的に学びたいのであればスクールに通ったり、実際マーケターとして働いている人に話を聞きに行ったりすると思います。
これらの事は何かを学ぶ上で当たり前のことではあるのですが、私はこの過程をほとんど行なっていません。
では、なぜマーケティングができるようになったのかと言うと、それは実践の中で学んでいったからです。
正確に言うと実践したことが後々調べてみると、マーケティングの知識に当てはまるということを知りました。
ですので、マーケティング基盤を構築していた頃は、用語もやり方も何も知らず、ただがむしゃらに答えを探し求めた結果、いつのまにかマーケティングが身に付いていました。
なので、 私のマーケティングの学び方は、1からすべて自力で導き出していきました。
このような学び方をしてしまっていたので、当時マーケティングを習得するまでにめちゃめちゃ時間がかかりました。
ただ、この経験があったからこそマーケティングに関する知識を実践的に学ぶことができたので、 今では何も見なくてもマーケティング基盤を一からすべて作り上げることができるまでになりました。
このを学び方については現代からすると
「効率が悪いのでは・・・」
と思うかもしれませんが、マーケティングというジャンルにおいてはそうではありませんでした。
次にそのことについてお伝えさせていただければと思います。
マーケティングは知識だけではできない
私がマーケティングを教えるようになるために教科書を読んで改めて勉強した時に気づいたのですが、正直マーケティングの教科書を読んだだけでは、マーケティングスキルは身につきません。
なぜかと言うと、教科書には分かりやすくフレームワークや知識について書かれているのですが、その知識をどうやって活用するのかが圧倒的に少なすぎました。
マーケティングは知識よりも臨機応変力が必要になる場合が多く、フレームワークに当てはめているだけではビジネスは成功しません。
例えば、同じ商品を販売しているラーメン屋が2店舗あった時に、全く同じマーケティング基盤を2店舗に導入したとしても、全く同じ売り上げが上がるとは限りません。
その場所の立地条件にもよりますし、シーズンによっても異なってきます。
ですので、同じ条件のラーメン屋があったとしても店ごとに状況が異なっており、その状況を理解した上でマーケティング基盤を構築していかなければなりません。
これは、ただルールに当てはめているだけではできないことです。
このことを私は初めから知っていたので違和感はなかったのですが、教科書で学んでいた時にこの違和感が出てきたので
「本当にこの教科書でマーケティングを学ぶことができるのか?」
と思ってしまいました。
マーケティングを習得するために必要なこと
上記で教科書があったとしてもマーケティングを学ぶことはできないという風に書かせていただきましたが、では
「何をすればマーケティングを習得することができるのか?」
について次にお伝えさせていただければと思います。
マーケティングを習得するために必要なことは以下のようなことがあります。
マーケティングを習得するために必要な事
→ビジネスをやってみる
これが最も早い方法だと思います。
どのようなジャンル、小規模でも構いません。
とにかくビジネスをやってみるというのが、マーケティングを身につける上で最も早い方法だと思います。
ビジネスを初めて見ると様々な問題に直面します。
その問題を一つ一つ解決していくと自然とマーケティングの知識が身についています。
例えば、ラーメンを売りたいと思った時に、あなたならまず何をしますか?
多くの人がラーメンを売るために何か行動すると思います。
その行動することがマーケティングを学ぶことにつながっていきます。
ラーメンを売ると考えた時には
「広告を出す」「ポップを作る」「チラシを作る」「 SNS を使う」「口コミで広げる」
といったようなことが浮かび上がってくると思います。
この候補の中から例えば「広告を出す」というのを選択した場合、次に考えるのが、
「どういう広告を出せばラーメンが売れるようになるのか?」
「そもそも広告はどうやって出すのか?」
ということを考えると思います。
このように一つ一つ過程を逆算していくことでマーケティングに必要な知識を自然と学ぶことができます。
さらにこの作業を行うことで一つ一つの過程の理由を考えながら学んでいくことができるので、マーケティングの用語やフレームワークがなくても本格的なマーケティング基盤を構築していくことができます。
ですので、わざわざ高い費用を払ってマーケティングの知識を学びに行くより、実践の中で過程を逆算していく方が実践的な知識を身につけることができるので、マーケティングの用語やフレームワークを知らなくても、本格的なマーケティング知識を身につけることができます。
実際これは、私自身も行なっていた方法なので、おすすめです。
学びの流れ
次に、私自身がビジネスの中でどのようにマーケティングを学んでいったのかについてお伝えできればと思います。
私のマーケティングの学び方は以下のようになっています。
学びの流れ
1.ビジネスを始める
2.わからない事が出てくる
3.ネットで解決策を調べる
4.改善を行う
5.2-4の繰り返し
これをずっと繰り返していけば、マーケティングスキルを身につけることができます。
この学び方のポイントとしては、分からないことをどんどん出すことが大切です。
一番学ぶことができないのは
「分からないところが分からない」
となってしまうとこの学び方をするのは難しいです。
なので、もし疑問を抱くことができないのであれば、教科書から学んでいったほうが習得が早くなる場合もあります。
この学び方はあくまでも私自身の経験をもとに導き出した勉強法なので、参考程度に見ていただければと思います。
用語やフレームワークがなくても大丈夫なのか?
もし今後
「マーケティングについて教えたい」
ということであれば、用語やフレームワークは学ぶ必要があります。
ですが、自身のビジネスで活用するためのマーケティングを学ぶのであれば、用語を覚える必要がありませんし、フレームワークも必要な時だけ活用すればいいと思います。
マーケティングスキルは資格勉強と違って試験で点数を取るようなものではないので、実践的なスキルの方が100%役に立ちます。
ですので、わざわざ知識の習得から実践を学ぶという手間をかけなくても、実践から知識の方がビジネスを作りながらスキルを身につけていくことができるので、圧倒的に早くマーケティングスキルを身につけることができます。
最後に
ネットを調べるといろんなことが書かれています。
「スクールで学んだ方がいい」
「フレームワークは大切だ」
などマーケティングの学び方について調べると、様々な意見が出てきます。
ですが、これらの知識を最終的に何に使うのかと言うと、自身のビジネスを発展させるために利用すると思います。
自身のビジネスで活用するスキルをわざわざ丁寧に用語やフレームワークを言葉として覚えて、マーケティングスキルの習得のために多くの時間を割くことはもったいないと思います。
それであれば、自身のビジネスにもっと時間を割いた方がいいですし、最悪の場合「オールインワンマーケティングシステム」を活用すれば、マーケティングの知識がなくてもマーケティング基盤を構築していくことができます。
オールインワンマーケティングシステムについて知りたい方はこちらを参考にしていただければと思います。
オートメーション化を容易に実現することができるオススメシステム3選
→https://bizitore.com/2021/02/23/automation-system/
なので、専門分野ではない知識を多くの時間をかけて学ぶ必要はないと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。