モチベーションがなくても行動し続ける方法【プロはモチベーションの向こう側にいます】
今日は何もやる気がしない・・・
と1日ぼーっと過ごしたことはありませんか?
私はしょっちゅうありました。
朝起きてぼーっとしてたら昼になり、ご飯を食べて昼寝をして、夜になり、夜ご飯を食べて風呂に入って、寝る
といった事を休みの日よくしていました。
「休みの日ぐらい・・・」
と思うかもしれませんが、1日を損しているのに変わりはありません。
なぜこのようなことが起きてしまうのかと考えたとき、多くの方が「モチベーション」を理由にすると思います。
休みの日になると、どうしてもモチベーションが下がってしまい、何もやる気が出ず、何かしようと思っても体が動かない・・・
という人が多いのですが、 実はモチベーションと人の行動には関係性はありません。
もし関係性があるのであれば、みんな毎日ゴロゴロしているはずです。
それをしていないということは、人はモチベーション以外の別の要因で動いているということになります。
そこで今回はモチベーションがなくても行動し続ける方法についてお伝えできれば思います。
目次
モチベーションは必要?
引用元:https://www.adecco.co.jp/client/useful/200526_motivation
本題に入る前に、そもそもモチベーションとは一体何なのかについてお伝えできればと思います。
「モチベーション」とネットで調べてみると
動機を意味する言葉で、動機とは、人が何らかのアクションを起こす際の要因となるもの
と書かれています。
これを見ると、
「行動するためにはモチベーションが必要なのでは・・・」
と思ってしまうのですが、もしこれが人の行動をすべて決定しているのであれば、みんな平日に働けないと思います。
仕事に対して毎日モチベーションを保ち続けることができている人はほんのわずかだと思います。
それでも多くの方は、平日に会社にいき、働いています。
では
「モチベーション以外で人の行動を促すものは何なのか?」
について次にお伝えできればと思います。
モチベーション以外で人が行動する理由
モチベーション以外で人が行動する理由は以下のようなものがあります。
人が行動する動機
・目標に向かう
・やらなければいけない
・自分が損をする
目標に向かう
何か目標ができた時に人は行動するようになります。
例えば、海外旅行に行きたいと思った時、何が必要になるかと言うとお金が必要になります。
そのお金を稼ぐために毎日会社に行っています。
このように明確な目標があり、それを叶えるための行動が具体的になっているのであれば、人は行動します。
やらなければいけない
人は何かやらなければいけないことがあれば行動します。
今の世の中お金がなければ人が生きていくことは難しいです。
人の無意識の行動の中には「生存本能」というのがあり、この生存本能が人を動かしています。
「お金がなければ生きていけない」
という考えが頭の中にあるからこそ人は行動します。
自分が損をする
人は自分が損する場合行動するようになります。
人は得する行動よりもそうする行動に対して敏感で、なるべく損をしないように行動します。
例えば上司から仕事を任された時、
「会社のために仕事をしなければ」
と思う人はほとんどいないと思います。
ほとんどの人が考えていることは
「任されたことをやらなければ上司から怒られる」
ということを考えて行動していると思います。
なので人は、何か自分が損すると思った時に行動します。
このように人の行動はモチベーションだけでなく、様々な要素によって行動決定がされています。
なので、モチベーションは「人の行動を決定するもの」ではなく、「人の行動を決定するための一つの要因」ということになります。
「モチベーションがないから行動ができない」というのは言い訳でしかありません。
これらのことを踏まえた上で次に、モチベーションがなくても行動し続けることができる方法についてお伝えできればと思います。
モチベーションがなくても行動し続ける方法
今まで「モチベーションがないから行動ができない」と思っていた方にモチベーションがなくても行動できる方法についてお伝えできればと思います。
モチベーションがなくても行動できる方法は以下のような方法となっています。
モチベーションがなくても行動し続ける方法
→明確なスケジュールを立てる
人の行動はスケジュールを立てることによって強制することができます。
ここで一つ注意があるのですが、ここで言うスケジュールは「明確なスケジュール」でなければ意味がありません。
よくやってしまうメモの取り方として
「その日の何時にこれがある」
というメモの書き方をしてしまうのですが、これでは不十分です。
確かにこれでもモチベーションがなくても自分を行動させることができるのですが、必要がないことであれば、サボってしまいます。
人の行動のほとんどが自分が得するための行動を優先します。
なので、会社で行動のメモを取ったとしても、サボれる時はサボります。
そのようにならないためにも明確なメモを作っていく必要があります。
簡単に言えばスケジュール帳びっしり埋めてください。
朝起きてから夜寝るまでの行動パターンを全てスケジュールとして書き込んでみてください。
すると、行動に強制力が生まれ、スケジュール通りに事が進まないと何かムズムズした感覚になります。
このムズムズした感覚が嫌で人は行動をします。
なので、もしモチベーションが上がらなくても行動をし続けたいのであれば、日々の生活をスケジュール管理してみてください。
最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくるとスケジュールどおりに行動ができないことに違和感を感じ、無意識でも行動するようになるので、行動し続けることができるようになります。
この方法を活用すれば、もしあなたが叶えたいと思っている目標があるのであれば、その目標を達成するまであなたは行動し続けることができるようになります。
最後に
モチベーションで行動している間は、 何かを成し遂げることはできません。
何かを叶えたり、何かのプロフェッショナルになるためには、モチベーションの向こう側に行かなければいけません。
例えば、プロの野球選手が毎日練習するのは、モチベーションで練習しているわけではありません。
「毎日成果を出さなければならない」
という宿命があるからこそ、日々の行動を管理し成果を出すために行動し続けています。
なので
「何か行動をし続けたい」
「1日ぼーっとするのをやめたい」
と言うのであれば、行動するためにスケジュールを組んでみてください。
そうすることで、行動が強制され、プロ野球選手と同じように行動を取り続けることができるようになります。
そうすることで、人生に損をすることがなくなっていくと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。