個人ビジネスほど失敗をしまくったほうがいい理由
あなたが一番ビジネスでしたくないことは何ですか?
「労働をしたくない」「計算をしたくない」「運動をしたくない」
など、ビジネスによって様々な答えが出ると思います。
しかし、ひとつだけ全てのビジネスに共通している嫌なことがある 。
それは「失敗」です。
失敗はビジネスだけでなく様々な場面で使われる言葉です。
誰にとっても「失敗」というのは、怖いものですし、したくないものです。
なので、人はなるべく失敗をしないように行動をするのですが、タイトルにもあるように個人で今後ビジネスを行っていきたいのであれば失敗しまくった方がいいです。
なぜこのようなことが言えるのかについて今回お伝えできればと思います。
目次
ビジネスにおける失敗とは?
引用元:https://studyhacker.net/failure-mandara
ビジネスにおける失敗とは何なのかというと、それはビジネスにおける全ての失敗のことを言います。
アポに失敗した、集客に失敗した、販売に失敗した、セールスに失敗した など
ビジネスのために行動して失敗してしまったものは全てビジネスにおける失敗に該当します。
これだけを見ると
「失敗をしない方が良いのでは・・・」
と思うかもしれませんが、その通りです。
失敗はなるべくしないほうがいいです。
ですが、タイトルでは「失敗しまくったほうがいい」とお伝えさせて頂いております。
どういうことかというと、表現の仕方を変えればわかりやすくなると思うのですが、これは正確な表現で言うと、
「失敗をしないために失敗をしまくった方がいい」
というのが正確な言い回しになります。
つまりは、「失敗しまくったほうがいい」というのは
「今後失敗しないために失敗をしましょう」
ということを言わせて頂いております。
これだけを見ると「なるほど」と思うかもしれませんが、ここでもう一つタイトルに対して疑問が出てくると思います。
それは「個人ビジネスほど失敗した方がいいのか」というところです。
失敗であれば会社員でも行うことはできます。
ですが、ある理由から会社で失敗するよりも個人で失敗した方がいいです。
そのことについて次にお伝えできればと思います。
個人の失敗と会社の失敗の違い
個人ビジネスでの失敗と会社勤務での失敗の違いは、以下のようなものがあります。
個人の失敗と企業の失敗の違い
・誰かがカバーしてくれる
・責任が軽い
・また仕事がもらえる
誰かがカバーしてくれる
会社で失敗をしてしまった時は、上司が助けてくれます。
上司には担当している部下の監督責任の義務があるので、大概のことは助けてくれます。
では、個人ビジネスではどうでしょうか?
個人ビジネスは名前の通り仕事をするのは一人だけです。
一人で仕事をしていてミスが発生した場合どうなりますか?
上司が助けてくれると思いますか?
答えは誰も助けてくれません。
個人ビジネスで発生したミスは自身で解決しなければいけません。
なので、会社でミスをするのと、個人ビジネスでミスをするのではミスの大変さが違います。
責任が軽い
会社に勤めていてミスをしてしまった時は、多少のことであれば責任に問われることはありません。
上司からのお叱りの言葉は来るかもしれませんが、それに耐えればまた元通りです。
ですが、個人ビジネスでミスをしてしまうと、全て自分の責任になります。
なので、どのような小さなミスであったとしても自身で解決しなければいけません。
また仕事がもらえる
会社でミスをしたとしても、組織の中の小さなミスなのでまた仕事をもらうことができます。
ですが、個人でミスをしてしまうと、元々が会社よりも信用がない立場なので、ミスをしただけで仕事が来なくなってしまう場合もあります。
個人ビジネスにとって顧客を失うというのは、事業の存続に関わる問題なのでミスの重みが違います。
この違いを見ると
「個人ビジネスのミスの方が大変なのでは?」
と思うかもしれませんが、その通りです。
個人ビジネスのミスは会社員のミスよりも大変な場合が多いです。
ですが、だからこそ失敗の重みを感じることができるので、失敗が大きな経験値となります。
会社員の失敗は失敗と感じにくいのですが、個人ビジネスの失敗は失敗と感じます。
なので、会社員よりも個人ビジネスで失敗した方が経験値としては上です。
それと、このことに加えて他にも個人ビジネスでのミスの方が良い場合もあり、次にそのことについてお伝えできればと思います。
個人ビジネスで失敗したほうがいい理由
上記のことに加えて、個人ビジネスで失敗した方がいい理由としては以下のような理由があります。
個人ビジネスで失敗したほうがいい理由
・リスクが少ない
・失敗の怖さを知れる
・経験をすることができる
リスクが少ない
上記ではリスクが大きいとお伝えさせていただきましたが、トータル的な面で見ると個人のミスの方がリスクは低いです。
どういうことかというと、例えば、会社で大きな失敗をしてしまうと会社の存続に関わるようなミスであればあるほど損害賠償請求される場合があります。
会社は、何百人や何千人もの人がいる大きな組織なので、その組織でのミスは自分の人生では償いきれないほどのミスになる可能性があります。
その点個人ビジネスでのミスは、自分の力でも取り戻すことができるミスの場合がほとんどなので、人生を狂わせるほどのミスには繋がりません。
この事を考えると、個人ビジネスでミスしたほうがリスクは少なくなります。
失敗の怖さを知れる
個人ビジネスでミスをすると、全てが自分の責任になるので失敗する怖さを知ることができます。
これは事業が大きくなっていった後に生きる経験なのですが、事業が大きくなってからミスをしてしまうと事業の存続に関わる可能性のあるミスになりかねません。
その点、事業を始めたての頃のミスは、大変ではあるものの、規模が小さいミスなので取り返しがつきます。
なので、取り返しがつく間にミスをしまくり、そこで知識や経験を培っていくことで事業が大きくなった時にミスをしなくなります。
経験をすることができる
失敗をすることで経験を積み重ねることができます。
上記でもお伝えさせて頂いてるように、個人ビジネスでのミスは、全て自分が対応しなければなりません。
全て対応しなければいけないということは、ビジネスの全てを理解していなければ対応することができません。
なので、事業の立ち上げ段階で何度もミスをしまくることで、ビジネスに関する様々な失敗を経験をすることができ、 全てを理解しながら成長していくことができます。
これらのような理由もあることから、個人ビジネスで失敗をした方がその経験が事業が大きくなった時に役に立つので、個人ビジネスで失敗する方がおすすめです。
最後に
失敗をすることは怖いことです。
ですが、人は失敗しなければ成長することはできません。
何か新しいことを学ぼうとした時に、失敗をせずに新しいことをマスターできる人はいません。
どんな人でも練習を行い、その練習で何度も失敗をするからこそ本番の時に成功できるのです。
なので、どんどん失敗した方が成功した時に大きなリターンを得ることができます。
ですので、もし今失敗することを恐れているのであれば、失敗した方が後に役に立つのでどんどん失敗しましょう!